ジーンズをファッションの嗜好別に選ぶなら?推しの5本を紹介!

Share

ジーンズをファッションの嗜好別に選ぶなら?推しの5本を紹介!

多くの男性が一本は持っているであろう超定番アイテムのジーンズも、目指すファッションスタイルの方向性によって自ずと買うべきものは変わってくる。今回は、5つのファッション嗜好に合わせて選んだジーンズを紹介!

①「アイテム単体でトレンドを追求するなら、ルーズフィットのブラックデニムは必須!」

ウィメンズのパンツトレンドにおいて人気を集めていたブラックデニムが、ここ数シーズンでメンズ市場にも流れが来た。特に人気なのは、やはりバギーシルエット。ドカっとした形で、裾にワンクッションできるぐらいのルーズシルエットが今の気分だ。流行りのショート丈のアウターともバランスよくマッチし、色も黒なので着まわしやすいのが嬉しい。

トレンドを取り入れるのにおすすめ!「Études ブラックジーンズ District」

ブラックデニムは、パリを拠点にモダンなスタイルのアパレルを提案するエチュードから。まさに今のトレンドに合わせて作られたお手本のようなブラックデニムで、色合い・シルエットともに申し分なし。シューズの上にクタっと裾がたまるルーズフィットで、幅も太すぎずバランスが非常に良いブラックデニムだ。ベルトループに付けられたリングがアクセントに。

編集部 泉
バギーシルエットもそうですが、ブラックデニムはやや薄く色落ちしたものが特に人気です。古着屋でもこんな色落ちブラックデニムコーナーがすごく盛況のようで、需要と供給のバランスが合わず流通がかなりシビアになるほどだそう。古着屋を巡って自分好みのものをとことん探すのも良いですが、トレンドに合わせて作られた高感度なジーンズを買うのも良いですよね。一本目の紹介で言うのもなんですが、個人的には今回紹介した中でこのエチュードのブラックデニムが一番好きです!

ジーンズの詳細はこちら

②「“ネオノームコア”の視点なら、普通のブルージーンズはややゆったりシルエットを選ぶべし」

ノームコアの代名詞的存在であるスティーブ・ジョブズもそうであったように、“超普通のファッションアイテム”として世界中の人々が穿くベーシックなブルージーンズ。シルエットはもちろんレギュラーフィットのオーソドックスなタイプで、というのが一昔前のノームコアであったが、今10年ぶりぐらいに再注目され、進化した“ネオノームコア”はシルエットに変化あり。全体的にゆったりとしたシルエットの服を組み合わせたリラックス感のあるコーデが気分で、特にパンツにほどよいゆとりがあると今っぽい印象に。ベーシックなブルージーンズも、次に買う一本はそんな視点で選んでみては?

ネオノームコアスタイルにおすすめ!「Levi’s 501 ’93 ブルージーンズ」

ベーシックなジーンズの代名詞であるリーバイスの501。スティーブ・ジョブズが穿いていたのもまた501であったが、今のネオノームコアスタイルに取り入れるなら、シルエットが異なるものを選びたい。今回ピックアップしたのは「501 ’93」というモデルで、1993年当時の501を復刻させたものだ。現行モデルと比べて腰回りや太もも周りがゆるく設計されており、少しゆったりとしたシルエットが特徴となっている。

編集部 泉
リーバイスは1993年まで、地域によって個別で商品企画を行っており、アメリカの501とヨーロッパの501では、全く異なるフィットのモデルを販売していたそうです。アメリカはオリジナルのジーンズが進化したバックライズが深いストレートフィット、ヨーロッパは1947年の501にインスパイアされたストレートフィット。そんな2つの代表的な501が統合されたのが1993年でした。今ある通常の501ではなく、“昔の名作”を復刻させたというデザインモチーフも男心くすぐられますよね。

ジーンズの詳細はこちら

③「メリハリ重視のキレイめ冬コーデを作るなら品あるホワイトジーンズを」

ジーンズを穿いたスタイルをキレイめに見せるなら、ホワイトジーンズがもっとも有力な選択肢だろう。ワーク感の強いブルージーンズと比べて上品な印象で、テーラードジャケットやドレッシーなコートとよく合うのが魅力だ。また、ダークトーンのカラーリングがメインで重見えしがちな冬コーデによく映えるのもホワイトジーンズならでは。コーデの印象が軽く見えるだけでなく、ダークトーンのアウターをコントラストでメリハリのある表情に見せられる。

モデル着用アイテム:THE ROWのロンTTHE ROWのジーンズ

キレイめ冬コーデにおすすめ!「SAMSØE SAMSØE オフホワイトジーンズ Cosmo」

デンマーク発のコンテンポラリーファッションブランドのサムソサムソ。北欧らしいシンプルで温かみのあるデザインが特徴で、このホワイトジーンズもごくごくシンプルなデザインに仕上がっている。奇をてらわないデザインだからこそホワイトジーンズが持つ品ある印象をフルに感じられるため、これ一本あれば冬のキレイめコーデが盤石になることうけあいだ。

編集部 泉
日本ではまだ名前が知られていないブランドですが、30年前に創業しており実績は十分。展開しているアイテムは、個人的には同じ北欧発のアクネ ストゥディオズなんかとテイストが似ているところがある気がします。正面から見たシルエットがすごくキレイで、革靴との相性も良いと思います。ローファーやチャッカブーツ、スニーカーならアディダスのガゼル・サンバあたりが似合いそう!

ジーンズの詳細はこちら

④「現代風アメカジには、ケミカルウォッシュのモダンなジーンズをミックス」

アメカジといえばジーンズ、ジーンズといえばアメカジ、と言うぐらいに結びつきが強い両者。クラシックなアメカジスタイルはもちろんカッコいいけど、今っぽく着こなすならディテールで要所にモダンなテイストを取り入れたい。例えば、アメカジの王道スタイルであるデニムオンデニムも、インナーにキレイめなシャツをレイヤードしたり、今人気のケミカルウォッシュデニムなどを選んだり。ベースはアメリカンでありながら、現代的な要素をミックスすることで偏差値の高いおしゃれな装いに昇華される。

現代的アメカジスタイルにおすすめ!「MARNI マーブルダイジーンズ」

ケミカルウォッシュ風に後染めで色をマーブル状に入れた、マルニらしい遊び心あふれるジーンズ。通常のケミカルウォッシュとは色の濃淡が反転しているので、独特の立体感を楽しめるデザインが魅力だ。シルエットやデザインディテールはベーシックでも、このカラーリングがコーディネートにモダンな味付けをしてくれる。

編集部 泉
一度ライトブルーまで色を抜いてからマーブル状の染めを入れるという、非常に手間のかかった一本。少し値は張りますが、ジーンズで個性を出したい方や、他ではなかなか見られない“ケミカルウォッシュ風”のマルニならではのデザインがお気に召した方は検討してみてはいかがでしょうか?

ジーンズの詳細はこちら

⑤「大人ストリート/スケータースタイルには、バランスの良い“ほどユル”のジーンズが合う」

時代によってはやや細めのシルエットが流行したこともあるが、ストリートやスケーターファッションにおいては概ねワイドシルエットのジーンズが好まれてきた。近年はストリートスタイルとファッション全体におけるオーバーサイズトレンドの隆盛もあって、その流れが顕著であったが、太いジーンズは得てして小僧っぽく見えたり、やんちゃに見えてしまうことも。ワイドなジーンズを大人っぽい着こなしに落とし込むなら、太すぎない“ほどユル”のシルエットを選ぶのがおすすめだ。今っぽいムードはありつつも、やりすぎないバランス感覚が大人らしさを感じさせる。

モデル着用アイテム:DIMEのフーディDIMEのジーンズ

大人スケータースタイルにおすすめ!「DIME ブルーバギージーンズ」

カナダ モントリオールを拠点とするスケートブランドで、ヴァンズなどとのコラボアイテムでも人気のダイム。こちらでピックアップしたのは、ウォッシュで薄いブルーになるまで色を落としたバギージーンズだ。色合いが今っぽいのはもちろんのこと、現在のパンツトレンドとして大きな盛り上がりを見せるバギーシルエットも太すぎなくてイイ感じ。裾が足首までのジャストレングスで揃えられている点も大人っぽいバランスの良さを感じさせる。

編集部 泉
スケータースタイルに合うパンツを探す時、自分はいつもヴァンズのスニーカーに合うかどうか?という視点で探しています。例えばディッキーズの874なんかはヴァンズのスニーカーを履いたスケータースタイルにドンピシャに合いますよね。ああいったゆとりのあるストレートシルエットで、ストンと足元まで落ちるパンツは、平べったいデザインが多いスケートシューズと相性がとても良いです。パンツはゆったりとしたものが人気を集めている反面、今年の秋冬アウターはジャストフィットやショート丈の服が注目されているので、こんな“ほどユル”のジーンズで上下にメリハリをつけたコーデを組むのがおすすめです。

ジーンズの詳細はこちら

Follow us !

会員登録して
JmksportShopsメールマガジンを受け取ろう

会員登録する