春コーデを軽快に見せる「春ブルゾン」。ナイロンジャケットやボンバージャケット、スタジャンなどスタイルの選択肢が幅広く、朝晩と日中で寒暖差が著しい春先から日差しの強さを感じる春本番まで活躍するアイテムだ。今回はそんな春ブルゾンにフォーカスし、参考となるメンズコーデとおすすめアイテムを紹介!
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そもそもブルゾンとは?
ブルゾンとは、裾にリブやゴムを付けて絞った着丈の短いアウターの総称。もともとは「裾を絞ったブラウス」という意味を持つフランス語が由来とされ、農民や労働者が着用した作業用のスモックが元祖と言われている。
ブルゾンとジャンパーの違いは?
前述の通り、ブルゾン(blouson)はフランス語のブラウス(blouse)に由来する“着丈の短いアウター”のこと。ジャンパー(jumper)とは、英国においてはウールで作られた“長袖のプルオーバー(セーター)”を指し、米国においては“袖のない長袖の衣服の上にレイヤードするドレス(ワンピース)”を指す。日本でブルゾンと同義語的に用いられるジャンパーはあくまでも日本だけで通じる言葉であるが、ブルゾン=ファッション性が高い、ジャンパー=機能性が高いとの認識が一般的で、昔から親しまれている着丈の短い作業着や運動着、防寒着などはジャンパーとして日本では広く認知されている。
春に着るならどんなブルゾンがいいか?
春らしさを意識するなら明るく軽快なベージュやアイボリーなどニュートラルカラーや、ライトブルーなどのパステルカラーが選択肢。さらにくすみ系のグレーやカーキも、抜けの良い白アイテムと合わせることで春らしさ(季節感)を演出可能だ。もちろん素材もナチュラルなコットンやリネン、ナイロン系を主力とし、シワ感やシャリ感、抜け感などテクスチャーで表情の作れる春ブルゾンが理想的。朝晩と日中の寒暖差が著しい春先ならば、軽量で脱ぎ着しやすく(=温度調節しやすく)荷物にならない春ブルゾンが重宝すること間違いなし。
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