いつの時代も男の憧れであり続けるジェームズ・ボンド。今回は007シリーズの中でも、『007/カジノ・ロワイヤル』でジェームズ・ボンドが着用していたTシャツ・ポロシャツのブランドを紹介していく。夏本番のこのタイミングに、ぜひジェームズ・ボンド気分を味わってみてはいかが？
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ジェームズ・ボンドは「サンスペル」のTシャツ・ポロシャツを愛用
ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを演じる最初の作品として知られている『007/カジノ・ロワイヤル』（原題: Casino Royale）。そんなダニエル・クレイグの記念すべきボンドデビュー作では、英国ブランド「サンスペル」のTシャツ・ポロシャツを着こなしたスタイルが注目を集めた。
2006
down jacket styles
Daniel Craig.
COLLECTION CHRISTOPHEL © Columbia Pictures
Directed by Martin Campbell
Shown: Daniel Craig (as James Bond), Judi Dench (as M)
ジェームズ・ボンド着用の「リヴィエラ・ポロシャツ」はイマ買える！
ダニエル・クレイグが作中で着用していたサンスペルのポロシャツは、1950年代に誕生したクラシックな「リヴィエラ・ポロシャツ」というモデルだ。サンスペルといえば、快適さを求めて、耐久性の高いラグジュアリーな生地、Tシャツを開発してきた長い歴史のあるブランドとして知られている。そんなブランドのアイデンティティを反映しているモデルのひとつがリヴィエラ・ポロシャツだ。
使用されている生地は、1955年に創業者のひ孫であるピーター・ヒルにより開発されたもの。彼がフランスのリヴィエラで休暇を過ごしていた時、コットンのピケ素材で作られた伝統的なポロシャツは暑苦しく重いことに気づき、レース編み機を再開発したことから生まれたと言われている。
現在のリヴィエラ・ポロシャツは、ジェームズ・ボンドの肉体美を際立たせるスリムフィットにモダナイズされている！
誕生から70年近い歴史のある「リヴィエラ・ポロシャツ」は、ダニエル・クレイグが着用することを機に、若干の仕様変更が施された。ボンドの知性やクリーンな印象、そして鍛えられた肉体美を際立たせるため、袖を短くし、胸周りを調整したスリムフィットに調整されている。
ちなみに、ダニエル・クレイグがリヴィエラ・ポロシャツを着用するというアイデアを発案したのは、アカデミー賞の受賞歴のある衣装デザイナーのリンディ・ヘミング。彼女とサンスペルのタッグにより、ダニエル・クレイグの体格に合わせてデザイン修正された新生リヴィエラ・ポロシャツが誕生した。
ボンド着用のリヴィエラ。Tシャツ類も見逃せない！
上質な素材を使用し、ボンドの体格に合わせてスリムなフィット感に仕立てられているのが特徴のリヴィエラ。ポロシャツ以外にもクルーネックやVネックのTシャツ類も展開されている。Tシャツは、ポロシャツに採用されている生地構造とは一味違うロングステープルコットンを重ねて編み上げられており、なめらかで耐久性のある風合いが特徴。ポロシャツ同様に、着るだけでボンドを彷彿とさせるスタイルに格上げしてくれることうけあいだ。
